YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
今日でなくなる三宅小学校へ

9年前、ここ西宮へ来る前に住んでいた大阪府摂津市の100年以上の歴史ある三宅小学校が、統合廃校になる事になり、今日の終業式を最後に校舎にも入れなくなるとPTA仲間だったお母さんから連絡頂き、今日何とか時間作って行ってきました。
長女は1年から6年1学期まで、1クラス25人ほどのメンバーで凄くファミリーに過ごし、私もPTA役員をして夏祭りやおもちつきや地区運動会に関わったり、学童保育の3役として、少人数で存続の危機を市役所へ直接交渉して乗り切ったりしました。次女は、2年の夏休み前まででしたが、初めての小学生生活を過ごした場所、今日朝からのクラブから急いで帰ってきて一緒に行くとついてきて、校門入るなり携帯写真を撮りまくり、「わーこんな小さかったんや」と下駄箱の列に感激したりしていました。
今日どうしても行こうと思ったのは、引越しする前に、お世話になった心からの御礼のつもりで、100号の油彩画を寄贈してきたのですが(贈った以上そのままお渡しのつもりでしたが)、もしかしたら校舎も潰されるかもしれないと聞くと、やはり絵も灰になってしまうわけでそれは忍びないと、引き取りに伺ったのです。
校長先生はもちろん代わられていましたが、「娘が絵をやってるし、よく運ばされてるから」と、車まで結構重い絵を運んで下さったりして、有り難い事でした。
住んでいたマンションの前も通り、帰途につきかけたのですが、小学校裏門すぐのビアノの先生宅へ、やっぱり行ってみようか…と風景の変わった路地に迷いそうになりながら、突然で本当に失礼ながら二人で訪ねました。調度昨日の演奏会後で休みでおられた先生と歓声あげての再会。実は私は先月の阪急個展に来て下さって会っていましたが、娘は久しぶり。西宮へ来てからも娘らの受験までは来て頂いて、本当に永くみな癒してもらったのです。
かつて学童保育の帰りに裏門すぐの先生宅でビアノ習って、終わる頃に私がまだ乳児の末っ子長男を仕事帰りに保育所へ迎えに行って自転車に乗せて、長女・次女を迎えに寄るといった懐かしい光景が、私と娘の脳裏に蘇っていました。
小学1年の次女が、高1の次女と私の回りを駆け巡っていた今日の午後でした。
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