YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
時と向き合い・・・
先週、それまで静かだった家の周辺の木々から、早朝一斉にセミの鳴き声がし出して、あぁもうすぐ梅雨も明けるなと思ったのでしたが、週末また凄い雨が続き、梅雨明けはまだ月末ごろとか。
この酷い雨の中蝉はどうしてるんだろう・・思っていると昨日も今日も、明け方から豪雨の音の後には蝉の一斉の鳴き声。また雨で少し止むのだけれど、雨が鎮まるとここぞとばかりまた蝉の聲。たくましい・・・
いや、はかない命の残された時間を知ってるから懸命に。。。そう思うと、
煩いと思う鳴き声も、いとおしく感じます。

来月末の個展に向けての新作制作と並行して、「記憶の渚にて」挿絵の後半分約160枚に、展示するためのマットを装着していっていて、小説の中の時間、絵を描いたときの時間、1枚1枚の原画を見つめてはまた色々な想いが蘇り時と向き合っています。
6月末に発売された壮大な小説の単行本は、1週間で重版となり、物語を編まれた白石一文さんは新聞・雑誌・ラジオ等色々次々取材を受けられていて、そこで語られてる言葉もまた、とても深く・・生き方について考えさせられます。
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